みなさま、こんにちは!
ホームリンガル採用担当 のSakiです:)
在日する外国人先生候補の方々と、面接やりとりの中での「プチ気付き」特集です!
先日は、ロシアからの先生候補の方からお話しを聞かせてもらいました。
その方は、日本語をとても上手に話していましたので、どのように学んだのか伺いました。
短期間ですが日本語の授業をロシア国内で受けていたようです。
そして、それ以外はなんと全て独学で日本語を学んだとのことでした。
私はまずその熱心さに深く感銘を受けました。
そして語学の学びだけでなく、国際関係や特に日露関係についても学ばれており、いずれは教授になりたいそうです!
このコミットメントにもまた驚き、感動しました。
現在学ばれている「日露関係」についても気になるTopicではありますが、さておき。
面接を進めていくうちに日本語が好きという話からはじまり、「日本語の漢字は絵みたいだ」という意見も出てきました。
漢字の一部を見るだけで、どんな意味を表すのか、想定が出来るとのことでした。
その瞬間、年代がばれてしまうかもしれませんが、金八先生のこの言葉を想起していました。
「人という字は、互いに支え合ってヒトとなる」
有名な金八先生のセリフですね。
実際には、「自立している人の姿を横からみたもの」だそうです!
漢字は、もともと殷王朝の時代に神との交信の為に生まれた甲骨文字(象形文字の起源)でした。
周王朝になり、話し言葉の違う部族でも文字を見れば意味を理解し、意思疎通ができるという表意文字として広まり、やがては楷書になり、現代の形に変化してきたのです。
そんな歴史を知らずとも、今の漢字を見て「絵」と捉え、その意味を連想出来ることは、とても豊かな感受性と歴史的文化に対する想像力があると感じました。
現代でもまた、国や国籍を越えて通じ合い理解し合っていくのですね!
では、また次回のプチ気づきまで!Adieu 🙂