日本とスリランカの教育の違いって?(スリランカのインターナショナルスクール)

 

こんにちは!ホームリンガルティーチャーのマナです!

前回の記事ではスリランカの生活全般について書きましたが、今度は私が経験してきた様々な教育の違いに焦点を当ててお話ししたいと思います。今回はひとまず、前に少しだけ紹介したスリランカのインターナショナルスクールについてです。

 

【幼稚園】

私がスリランカの学校に転入したのは幼稚園の年長に入るタイミングでした。インターナショナルスクールは幼稚園から高校3年生までの一貫校だったので、現地にいる間は3歳年上の兄とともにずっと同じ学校に通い続けました。
転入当初は英語が全くわからず泣く毎日でした。ただでさえ言語がわからないのに、突然算数のプリントを渡された時は絶望しました(笑)日本の幼稚園にいた時よりもきちんとお勉強をしていた記憶があります。

 

【ESL】

小学校に上がると、私はESL(English as a Se cond Language)のクラスに行くようになりました。これは、みんなが授業を受けている間、別の部屋に呼び出され、2、3人で英語の読み書きなど、周りについていくための力を身に着ける授業です。おおよそ1年間この授業を受けました。

 

【算数】

算数の授業の時には、Base Ten Blocksというブロックをよく使っていた記憶があります。これは、1、10、100に分けられたブロックで、初めはこれを床に並べてゲーム感覚で計算の練習をしました。日本のようにひたすら計算式を解くということはあまりなかったので、帰国後、周りが一生懸命九九を覚えているのに驚きました。

 

【音楽】

私の通っていた学校では、小学校の時点では日本のようにたくさんの種類の楽器で合奏をすることはありませんでした。代わりに小さな木琴をみんなで演奏したり、歌を歌うことが多かったです。

 

【イベント】

一年を通じ幼稚園児から高校生まで、みんなが参加するイベントが色々ありました。前回の記事でお話ししたフードフェアやミュージカル以外にも、運動会やその他スポーツ大会が開催されていました。運動会は、日本のように一生懸命事前に練習をして行うというよりも、ゲームのような競技をイベント感覚で行いました。またチーム分けは、入学時点で赤、青、黄色、緑に分けられ、在学中はずっと同じチームで参加します。小学校高学年に上がると他国のインターナショナルスクールの生徒と競う、国際大会にも出場することができます!

 

【宿題】

プリントなどの宿題があったり、プレゼンテーションの準備としてポスターを作ったりしていました。普段から宿題は出る代わりに、長期休みは宿題が一切ありませんでした!

 

【通学・放課後】

公共交通機関があまり整備されていなかったので、基本的に全員車で通学していました。また、普段友だちと遊ぶときにはお互いの家に行くことが多かったです。年中暑いスリランカには、プールがついた家も多かったのでしょっちゅう泳いでいました!

 

【さいごに】

いかがでしたでしょうか。インターナショナルスクールと言っても、学校によって多くの違いがありますが、私が通っていた学校はこじんまりとしていてみんなが仲良く、今でも海外旅行のついでに合流して会うことがあるくらいです!

 

 

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