Q.子供英語でよく聞くフォニックスってなぁに?

 

こんにちは!ホームリンガルティーチャーのダニエルです!
今日は、ご質問の多いフォニックスについて簡単に解説したいと思います。

 

フォニックスは、英語圏で幼稚園児や小学生が読み書きを身につける際に広く使われている学習法です。何を学ぶのかというと“アルファベットと音の関係性”です。アルファベット一文字の音を理解する事から始め、次は2つ以上の文字を組み合わせた時にできる音(blending)を段階的に学んでいきます。
フォニックスが身につけば、初めて見る単語が出てきても、これはこう読むんだろうと推測ができるようになります。これにより、未知の単語に触れる機会が増え、加速度的に英語を習得できるようになります。

 

イメージして頂きやすいように、フォニックスの中でもポピュラーなMagic E(またはサイレント E)をご紹介したいと思います。
Magic Eとは、単語の語尾に記される発音しないeのことです。Magic Eが出てきたら、その前の母音はアルファベットと同じ読み方で発音します。(アルファベットと同じ、とはaをアではなく、エイと読む、という意味です。)
 
例:
cake ( c+エイ+k)
game (g+エイ+m)
pine (p+アイ+n)
cute (c+ユー+t)
 
このフォニックスルールを知っていれば、仮にpaveといった知らない単語を見たとき、意味が分からなくても上記の例のようにp+エイ+vと読むのかな?と予測が可能になりますね。

 

このように、フォニックスを学習すれば「自力で本が読めた!」という体験を生むだけでなく、英語の正しい発音を知ることでリスニングが改善されたり、言葉を聞いた瞬間にアルファベットに簡単に変換できるようになったりといった効果があります。
是非お子さんと一緒にフォニックスを学んで、お子さんの変化を実感して見て頂きたいと思います♪

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