世界の愛され絵本

 

Hi everyone! ホームリンガルティーチャーのリホです。今回はアメリカのテネシー州で育った私が、幼少期によく読んでいたおすすめの絵本を紹介したいと思います。

 

アメリカの幼児教育や子どもの間で絶大な人気を誇る絵本作家がいます。その作家の名前はDr.Seuss(ドクタースース)です。日本での知名度は低いですが、アメリカで彼の名を知らない人はいません。60冊以上の絵本を出版し、アニメーション化もされました。中でも、ドクタースースの代表作で、The Cat in the Hat (帽子を被った猫)とHow the Grinch Stole Christmas (グリンチ)は実写映画化され、世界中で公開されました。

 

人気の理由は、絵本の中にRhyming、韻を踏むフレーズがたくさん出てくることです。。例えばCatとHatなどです。そのため、リズミカルで読んでいて子どもが楽しみながらRhymingやPhoneics(フォニックス)を学べるようになっています。。読むのも聞くのも楽しいので、小さい子どもでも、自ら読みたい!と思ってしまいます。
また、不思議でコミカルなストーリーが子どもの心を鷲掴みにします。一番印象深いストーリーはGreen Eggs and Hamです。タイトルのとおり、みどり色の卵とハムのお話です。私の通っていた現地の小学校では、毎年Green Eggs and Ham Dayがあり、毒々しいみどり色に着色された卵とハムが実際に学校給食で提供されていました笑(味は普通の卵とハム)。このように全米各地の小学校でドクタースースがテーマになるイベントが行われています。

 

そして何より、不思議でオリジナリティー溢れる個性的なキャラクター達はカラフルでかわいらしいです。猫などの動物に加えて、ドクタースースの世界にしか存在しない生物や植物も
多く登場します。絵本だけでなくキャラクターの服やぬいぐるみなどドクタースースグッズはとっても人気です。アメリカのフロリダにある、ユニバーサルオーランドリゾートにはDr.Seuss Character Zoneがあり、絵本に出てくるキャラクターのショーや乗り物に乗ることができ、大人気エリアとなっています。

 

最後にドクタースースのQuoteを(名言)紹介します。
Don’t cry because It’s over. Smile because it happened.
-Dr.Seuss

 

終わってしまったからと泣かないで。それを経験できたからと笑顔になろう。

 

おうち学習時間の読み聞かせやお子様へのプレゼントにドクタースースの絵本はいかがでしょうか?

Top