トリリンガルの良さと苦労って?

 

こんにちは!ホームリンガルティーチャーのマコです!

 

私はスペインのインターナショナルスクールで7年間学んでいたため、日本語、英語、スペイン語の三言語を会得することが出来ました。今回はトリリンガルでよかったこと、苦労したことについてお話していきたいと思います!

 

 

[よかったこと]

 

1つめは、新しい言語を学ぶことに抵抗が少ないと言う事です。スペインの学校でフランス語を学び始めたときも、文法や単語が非常に似ていたのであまり苦手意識を持たずに勉強を進めていたのを覚えています。家族で何度か行ったイタリア旅行でも、スペイン語だけで乗り切ってみたという経験があります(イタリア人からしたらスペイン語で話してくる変な日本人に見えていたのかもしれません(笑))。

 

 

2つめはトリリンガルだからこそ楽しめる映画と読書の楽しみ方があることです!

 

これは個人的な趣味に関係していますが、私は様々な作品の字幕版、翻訳版を読んで原作と比較するのがとても好きです。上から目線というわけではありませんが、元の言語の作品を楽しんでいるときは「ここ、日本語でなんていうんだろう…」などと考えていて、吹替/翻訳版を読んでいるときは「その訳し方があったか!」と感心していたりします。

 

特に気に入っているのがディズニーの歌の歌詞を様々な言語で聞くことです。訳が完璧でないといけないうえに、メロディーにも合わせているところに感動します!

 

新聞やニュースを多言語で視聴することもできるので、様々な視点で物事をとらえることができ、より柔軟な考え方を養えます。

 

 

[苦労していること]

 

これは多くの帰国生が共通して持つ難点、「漢字」です。

 

私は小学3年生から中学卒業までスペインに住んでいたので、日常生活で使う事がない漢字はなかなか定着しませんでした。そのため、日本の高校(インターナショナルスクール)に通い始めたときは、現代文や古典はおろか、数学や理科でさえ問題文が読めず、とても苦労していました。個人的に今でも苦手としているのが、人の名前です。例えば、「河野さん」を「かわのさん」と呼んでしまったり、「マユミさん」の書き方が複数あり混乱してしまうなどが挙げられます。日本語の本を読むのは好きですが、名前が読めないのでそもそも名前は読まない(または読める漢字一文字だけを覚える)癖がついてしまい、ミステリー小説などを読んでいると、犯人も動機もあいまいなまま終わってしまう事があります。

 

 

もう一つは、言語によって得意分野が分れていると言う事です。理科は英語の方が理解がし易く、社会学は日本語だと学びやすいなどの勉強面での偏りもありますが、感情面に注目すると、スペイン語は感情が高まった時、日本語は自分の意見を細かく説明したいときにある程度使い分けている気がします。この使い分けに関してはそれぞれの言語が持つ特性が関係していると思います。要するに、各言語では説明できないような言葉、しっくりくる訳が見つからない単語があるからです。日本語では感情を繊細に表現する言葉が多いため、より自分の伝えたいことにフィットしてくれるのだと思います。

 

 

[最後に]

 

今回のトリリンガル体験談はいかがでしたでしょうか、多くの言語を喋れることでいいこともあれば、それに伴う悩みも浮上してきます。しかし、私はトリリンガルのおかげで知り合うことができた人も多くいるため、トリリンガルで良かったと思っています!