こんにちは、ホームリンガルティーチャーのリホです。
今年は新型コロナウィルスの影響で、なかなか夏休みらしい事はできなかったかもしれませんが、今回のブログでは幼少期の体験を元に、アメリカの夏休みの過ごし方についてご紹介したいと思います。
アメリカの定番 “Lemonade Stand”
小さい頃の思い出でひとつ印象的だったのが、夏休みに家の前で子どもだけでLemonade Stand(レモネードスタンド)をやった事です。
小さなテーブルを出して、近所の子どもたちと一緒にレモネードの素から作ったドリンクを一杯50セント?(覚えていません)で販売しました。お小遣いを稼いだり、募金活動の一環であったりと、チャリティー意識が強いアメリカの子ども達にとっては定番のイベントなのです。
かなり短い時間、外に出していましたが、何台かの車が止まったことを覚えています。
特に記憶に残っているのが、突然パトカーが止まったことです!!レモネードスタンドには特に許可はいらないはずですが、当時子どもだった私は「え?もしかして私たち捕まるの?!」と騒いだ記憶があります。もちろん逮捕されるなんて事はなく、優しいお巡りさんがレモネードを買ってくれました。お釣りが足りなくて走って家まで取りに行きましたが、時間がかかりすぎて、「いらないよ」と優しく立ち去るお巡りさんでした笑。
夏休みの宿題は…いいお休みを過ごすこと!
アメリカの夏休みは日本より長いのですが、なんと、手強い夏休みの宿題がない!!のです!5月末〜6月ごろに学期末があり、9月に新学期を迎える学期の関係もありますが、基本的に休暇中に宿題は出たことがありませんでした。Summer breakとChristmas breakはアメリカ人にとって一大イベントなので、ほぼ100%の確率で宿題は出ません。
出したら親からのクレームが来るレベルです。
「Your homework is to have a nice vacation! (宿題は良い休みを過ごすことよ)」と言われることもありました。
定番の楽しみ方って?
長期休みですので、旅行に行く人が多いです。海外旅行ではアメリカと陸つながりのメキシコやカリブ海の島々などが定番と言っても過言ではないかもしれません。ビーチはもちろん、クルージングなども夏休みの人気アクテビティです。
さらに、フロリダのディズニーワールドをはじめとするアメリカの巨大テーマパーク達は子ども達に大人気です!私自身、幼い頃の思い出で、家族でディズニーへ行ったことをよく思い出してはまた行きたいと思ってしまいます。日本ではあまり知られていませんが、SIX FLAGS(シックスフラッグ)もかなりポピュラーです。これはジェットコースターやCartoon Networkの馴染みあるキャラクターが出迎えてくれる、アメリカの伝統ある遊園地です。
また、アメリカ在住の日本人帰国子女なら、この夏休みの時期に合わせて、日本に住むおじいちゃん、おばあちゃんに会いに帰国するのも定番です。毎年、私も楽しみにしていました。
日本では聞き慣れない“Back to school shopping”
夏休み終盤の8月半ばから終わりにかけて、Back to School(バックトゥスクール) ショッピングをします。新学期が9月から始まるので、新学期用の文房具のお買い物や、準備をすることです。その時期には大型スーパーや雑貨店はBack to School セールやキャンペーンを行います。新しい筆箱に鉛筆、ランチボックスやファイル‥好きな色、柄やキャラクターのものを選び放題!とってもワクワクしていた記憶があります。
以上、私がアメリカ時代に経験した夏休みの一部を紹介しました。もちろん他にもSummer campに参加したり、海外に行ったりたくさんの思い出があります。
日本に帰国してからの夏休みは部活や大会で忙しく、結果としてアメリカの夏休み=子ども時代の思い出=楽しい!になっています。やっぱり、夏休みは長ければ長い方がいいと思ってしまいます。
みなさんもこれからたくさん夏の思い出を作ってくださいね!